
ニアミス!
アルテーミスの采配
出版社で働く派遣社員の倉本渚は、ある日AV女優連続不審死事件の容疑者が遺したルポ「アルテーミス采配」を手にする。原稿は”僕は犯人ではない。本当の黒幕は”という告白の途中で終わっていた。好奇心のあまり調査を始める渚だったが、やがて原稿に張り巡らされた罠に気付くーー。一頁目から無数の罠が読者を襲う、怒濤の一気読みミステリ。
-あらすじより
冒頭からいきなりAVだの性だの刺激たっぷりで非常によろしい←
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) October 20, 2021
ここまでAV界にスポットライトを当てた小説は初めてかもしれん
これはおもしろいな
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) October 20, 2021
インタビューで明かされる「AV女優の人生」がむちゃくちゃ興味をそそられる
まあ、フィクションなんだけど笑
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) October 20, 2021
そして、インタビューを受けた女優がしれっと殺される、このシュールさ
— 高橋幸太 (@ICehkceyBbmZHoI) October 20, 2021
この投稿をInstagramで見る
AV界の話がおもしろいミステリーです。
なかなかリアリティのある裏話が満載で引き込まれますね~!
そして、次々と起こる謎の連続殺人。
不気味さも相まって、一気に持って行かれます。
ただ、本当に物語自体はおもしろいのですが、私が特におすすめしたいのは「ラストを気にしない人」ですね。
多分、テキトーにオチを書いてます。←
一応、さくっと読み直したりネットを漁ったりしてみましたが、答えは得られず。
まだ発売されて間もないならまだしも、数年前から存在している作品で、誰も答えを出せていない。
ということは、「深い意味はない」ということなんですね。
まあ、気になる方はなんども読み直してみてもいいかなと思います。
私も意味があるなら知りたいので。笑
「ニアミス」という、「いかに読者に嫌ない余韻を残すか?」的な芸風を狙っているので、たぶんそんな感じですよ。
〆切に追われてて、良いオチが浮かばなかった。それだけの話です。(
ということで、オチが気になって夜も眠れない!ってなる方には一切おすすめできないミステリーです。
おヒマつぶしに、ぜひ。