
(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブルガタガタブルブル
水底から君を呼ぶ
真夜中のプールに忍び込み戯れる4人の美女。ふと気づくと、1人が忽然と姿を消していた! 水面に浮かぶ大輪の白い花……。そして、残りの3人にも何者かの魔手が忍び寄る。2人目はニューカレドニアの海でダイビング中に消えて――。新妻を喪った男が知った、女たちが共有する冥く忌まわしい秘密とは? 人の心の奥底に巣くう深い闇と切ない愛を描く、戦慄の物語。
-あらすじより
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ひっさびさに「これは夜中に読むもんじゃねえな…(; ・`д・´)」って気分になりましたよ。笑
大石圭さんによる、書下ろしホラー小説です。
なにが怖いって、正体不明の不気味な影。
コイツに襲われて次々と女性たちが姿を消すのですが、この描写がまたむちゃくちゃ不気味なんですよ。
もう1度、バスタブの水面に目をやる。
濃い青色の水面に自分の顔が映っている。
自分の?
いや、そうではなかった。
そこに映っている女の顔は詩織のものではなかった。
怖すぎませんかこのくだり(((((((( ;゚Д゚))))))))(大興奮
相変わらずプロローグから一気に持って行かれる作家さんの凄腕テクニックもさることながら、
- 終始漂う不気味な空気
- 目をそむけたくなるほどの壮絶な人生
- 次々と消えてしまう女性たちになにがあったのか?
この辺が見どころになりすぎて一気読みです。
まあ、ホラー要素も中盤あたりくらいまでで、そこからは普通に「この人たちになにがあったのか?」がただただ気になる展開になっていきます。
これがまたね~、驚愕の真事実が隠されてるんですよね~!
全体的にホラーですが、最後はホラーものにめずらしくほっこりするような、愛の物語なのも良かったですね。
非常に読み応えのある作品でございました!
背中に視線を感じながらお楽しみ下さい。←
おヒマつぶしに、ぜひ。