【小説】大石圭 さくっと「小説・ノベルズ」

【小説】死体しか愛せない男の純愛―『死人を恋う』

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新しい視点!

 

死人を恋う

(クリスマス・イヴに死のう)人里離れた山林に死に場所を求めた「僕」の前に、一台の車が現れた。やって来たのは、自殺サイトで知り合ったらしき男女6人―。彼らの最期を陰から見届けた僕は、その中の一人の美少女に目を奪われた。彼女のあどけない死に顔が、僕の冥い欲望に火をつけた…。人間の深い業を描き、戦慄の世界へと誘う衝撃の書。

-あらすじより

 

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普通、こんな精神異常者の話はホラーやサスペンスで描かれるものですが、今作は恋愛モノとして描かれてる印象です。

それが斬新でおもしろい!

主人公の、死体に恋焦がれる1つ1つの描写が「純愛」を感じさせるほどに純粋なんですよね~!

 

それに加えて特筆したいのが、圧倒的な文章力。

この立体的なリアル感はまるでノンフィクションやドキュメンタリーを読んでるようでした。

死体となった女性を溺愛する様子や心境がたんたんと語られるので、ゾッとする怖さもありますが、その中に恋愛の楽しさや失恋の哀しさが強烈にイメージとして入ってきます。

 

もちろんエログロ注意ですが、なぜか引き寄せられる暗い愛の欲望に溢れた物語ですね。

まあ、だいぶ特殊な話なので()、普通の恋愛モノに飽きた人におすすめです。

 

おヒマつぶしに、ぜひ。

 

 

 

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執筆者:

setsegre

読書ノートです。ミステリー・暗黒小説・ビジネス・経済・歴史・ライフハック・生態系の話が好きです。時々雑記。